種類株式のうち、その種類の株主の総会(他の種類の株主と共同して開催するものも
含む)における取締役・監査役の選任について内容の異なる株式のことをいいます。
委員会設置会社および公開会社以外の会社において発行が認められます。
平成14年の商法改正により、この種の株式の発行が認められたのは、
主にベンチャー企業による利用が想定されたからです。
この種の株式の発行を前提として、当該種類の株主(たとえばベンチャーキャピタル)
によって構成される種類株主総会が開催され、そこで取締役または監査役が
選任されることになります。この種類株主総会には、通常の株主総会に
関する規定が準用されます。
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