起訴された事件の裁判を、一人の裁判官が担当する場合です。その長短は合議制の

場合にと逆になります。刑事裁判では、誤りをできる限り避けるため合議制が

望ましいが、現在の次元数に対する人的物的設備では、単独性を

とることもやむを得ないです。

だから地方裁判所・簡易裁判所にだけは、単独性が採用されています。簡易裁判所の

審理は常に単独性であり、地方裁判所でも原則的には単独性です。ただ、

事件の性質から、合議制によらねばならぬ場合もあります。

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