注意義務違反の著しい過失をいいます。


 重大な過失、つまり著しい注意、怠慢の場合で、ちょっとした注意を払えば

 充分被害の発生を食い止められたにもかかわらず、その注意を怠った

 強度の注意義務違反を指します。


  この場合、普通の過失━ 軽過失 ━に比べて刑罰が重く、

 罰金または懲役若しくは禁錮に処せられます。

 重過失失火罪、重過失致死傷罪などが

 これに当たります。