弁論主義の行われるところでは、当事者は自分に有利な主要事実を主張しない限りは、

それを判決の基礎として採用してもらえないために、

有利な判決を受けられない不利益を負うことになります。

この不利益の負担を主張責任といいます。

もっとも、このような主要事実は相手方も主張することができるので、

相手方から主張されていれば、裁判所はそれを採用することができます。

これを主張共通の原則といいます。

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