債権と証券が一体となっており、証券なくして債権を行使したり処分したり

することができず、しかもその証券に債権者の

表示がないものを無記名債権といいます。

商品券、鉄道の乗車券、劇場の観覧権などが属します。このように、

無記名債権は物としての証券と切り離せないので、

民法はこれを動産とみなしました。

その結果、無記名債権について

動産に関する規定が適用されます。

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