多数当事者の債権(たすうとうじしゃのさいけん)
債権者が複数人であって債務者が一人である場合、および債権者も債務者も共に
複数人である場合を多数当事者の債権(関係)といいます。
分割債権、不可分債権および連帯債務などがあります。
保証債務や連帯保証債務においては、主たる債務は単一であり、従たる債務が
付随しているのですが、これらも多数当事者の債務に含めることができます。
なぜならば、保証債務も一つの債務ですから、債権者にとっては主たる債務者と
保証債務者(保証人)との複数の債務者が存するからです。
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