契約は申込みと承諾とが合致することによって成立します。申込みとは

先に行われた意思表示、承諾とは後に行われた意思表示です。

しかし、同一目的につき申込みの意思表示が

同時になされて、それらの先後の

区別がつかない場合があり得ます。

この場合にも相対向する意思表示が合致しているのであるから、

契約の成立を認めるべきで、これを交叉申込みといいます。